いまを生きるための、新しい性教育のかたち。

jamsponts.hatenablog.com

私の意見としては、性に関する知識や情報は、子どものうちから習得しておいたほうがいい。そして、学校と家庭の両方が協力し合い、こどもたちへの確実な性教育を担うべきだと思う。これは本当に大事。セックスとは何なのか、どういうためのものなのか。そういうことをきちんと伝える必要があると思う。その根底の土台無しでは、アダルトコンテンツという娯楽を理解し、楽しむことはまずできないからだ。


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痴漢もレイプもそうだけど、日本においては「性犯罪の被害に遭ったとき、どういう行動をするべきなのか、どこに相談できるのか」という情報が全く公開されていない。それは、学校教育においてもたいして通達されていないような気がして怖い。どこにも相談、通報することもなく、「マジで腹立つわあいつ」と愚痴にする...ことで解消している、あるいは黙認することが社会の通例になってるなら、それは悲しい。変えていきたいと思う。


性教育はたいせつだということを、これまで記事の中で何度も言及してきた。
自分がこどもだったときに、性に関する情報や教育が、どう考えても不足していて、時にはそれで怖い思いをしたり、不安になったりしたこともあった。
その時のじぶんのようなこどもたちに、どういうことを伝えたいのだろうということを考えた。自分だったら、どういう性教育を施すことができるだろう、と。
今日の記事では、私なりに考える性教育の授業を、自分で開講してみようと思う。

話の内容としては、こんな感じの流れです。


それでは行ってみよう!

私たちの身体のしくみ・生理現象について

保健体育の授業でいろいろ勉強したはずだけど、なんだかよく分からない。難しいことばや用語を暗記するのに必死で、自分の生活と結びつけることが上手くできなかった。そもそも、一体どういうことなのかも、ピンと来ていない。私もそういうことが結構あるので、ここでかいつまんで紹介していこうと思います。

生理


生理の仕組みに関しては、Wの悲喜劇を見てもらったほうが分かりやすいと思うので、説明はごっそりと省略します。

ちなみにリンクはこちら。

abema.tv

この性教育特集の回、すごくいいです。

実用的なところから、生理用品の話だけ少しすると、紙ナプキンがいちばん一般的だと思う。血が溜まってきたらナプキンを付け替えて捨てるだけなので、最も手軽だと思う。女性用トイレには、必ず小さいゴミ箱か汚物入れという名前の箱が用意されていて、使い終わった生理用品を捨てられるようになっている。ちなみに聞いた話によると、男性用トイレにはそういったゴミ箱が用意されていないことが多く、生理の来るトランスジェンダー男性が、男性用トイレでナプキンの捨て場所に困ったりすることがあるらしい。トイレにはゴミ箱、用意しよう!

それから、生理用品で言うとタンポンも少し有名。ちなみにタンポンは英語でもtanpon。世界共通語。

タンポン使い方ガイド イラスト編 | ソフィ ユニ・チャーム

タンポンは膣の中に器具を差し込む製品のため、抵抗感をもつ人も多いようですが、生理が来ていないかのように快適に生活を送れるという人も結構いるらしい。使い方はこちらのHPからチェックできます。

生理用ショーツやパンティライナーと呼ばれる商品もあるそう。いろいろあるね。

射精


女性の身体に訪れる生理現象が生理であるならば、男性の身体に訪れる生理現象は射精かなと思う。

インターネット上を検索してみたところ、射精に関して詳細に説明している信憑性のあるサイトは見当たらなかった。Wの悲喜劇でも、射精の生理学的な仕組みは紹介されているので、こちらも詳しい説明は省略しておきたいと思う。
ちなみに私が面白いと思ったのは、精液が通る道と、尿が通る道は同じだということ。そして、どちらかが通るときは片方の通路は完全に閉まるので、精液と尿が体内で混ざって体外に出てきたりすることはまずないらしい。すごい、身体ってよく出来てる!

自慰(オナニー)


自慰とは、自分が持っている性器を自分で刺激することで、快感を得ること、それによって性的欲求を満たす行為のことです。男性であれ女性であれ、オナニーをするというのはその人の自由であり、行動の選択肢のひとつです。「自慰をすると活力がなくなる」「健康被害がある」などという噂も巷では広まっているようですが、基本的にそれらの説には科学的根拠はないとされています。なので、自慰がしたいならすればいいと思う。ただ、性器を床にこすりつけるなど、性器を直に傷付ける可能性のある方法は避けたほうがいいです。また、セックスをする際にも言えることですが、自分の手は清潔にしておき、爪は短く切りそろえておくこと。性器はデリケートな場所なので、細菌に触れたり傷付けるのは、病気になるリスクがあるため、避けたほうがいいです。

ちなみに、自慰をサポートするためのアダルトグッズはいろんなところで販売されてます。

www.lovepiececlub.com


前回の記事でも触れたLOVE PIECE CLUBというHPでは、女性向けのアダルトグッズが販売されてます。

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私が先日行ってきたNYCのMuseum of Sexでも、アダルトグッズたくさん売ってた。
自慰も、性を謳歌する手段のひとつです。

オーガズム


オーガズムとは、性行為や自慰によって快感を得た時の感覚のことです。一般的には「イク」という言い方をする。ちなみに英語だとcomeです。Below Your Mouth という映画の中のセックスシーンで、ひとりが"Did you come?"と問いかけるシーンがありますが、この場合の正しい翻訳は「イった?」です。実践で使える日常英会話!笑
これも人間が持つ生理的現象だと言えると思うので、一応紹介してみた。

セックスがもつ役割。

セックスとは、性行為のこと。挿入行為だけではなく、愛撫であったり、オーラルセックス、アナルセックスなども含まれるだろう。当人たちがセックスだと思っている行為は、基本的にすべてセックスというものに含まれると思う。

生殖行為と快楽行為


セックスにはふたつの役割があると思う。

ひとつは、生殖行為。こどもをつくるための行為ということ。これは、男性と女性のセックスの話におおむね限定される。

そして、もうひとつは、快楽行為。楽しむための行為ということ。こちらは、必ずしも男性と女性のセックスとは限らない。男性同士であったり、女性同士であったり、あるいは複数名でのセックスであったりするかもしれない。恋人同士がお互いをより深く知り合うため。性的欲求を満たすため。セックスをする理由は人によっていろいろなものがある。性を謳歌するのも、人間が持っている大切な権利のひとつだ。

生殖行為と快楽行為、これは重なることもあるし、完全に分けられることもある。生殖のためのセックスが快楽であるとは限らないし、快楽のためのセックスが生殖のためであるとも限らない。

そういえば、私が小学生のときは「エッチとセックスって何が違うんだろう」と素朴な疑問を持っていたのだけれど、大学生になったいまでも、違いはよく分かんないや。たぶん、同じ意味だと思う。若者が自分の性生活について話すときは、エッチと表現する人が多いのかも?セックスのほうがより正式名称に近いというか、硬いことばって感じがします。私の主観。

安心・安全なセックスとは。

セックスにおいて大切なのは、必ずお互いの同意に基づいているということと、お互いの身体をいたわるということ。

同意の大切さ


www.youtube.com

セックスにおける同意の話を、紅茶に例えている動画。

「紅茶飲む?」と聞かれた時に

「うん、ありがとう」と答えるかもしれないし、

「いまは要らないや」と答えるかもしれない。

途中まで飲んで、「もう要らない」と答えてもいい。

恋人同士であったとしても、仲のいいセックスフレンドであっても、あるいは賃金を支払ったサービスであったとしても、同意がないセックスをすると、それはレイプという犯罪になる。セックスをするときは、必ず、お互いがお互いの身体に何をするのか、何をしても良いのか、何はダメなのか、きちんとお互いが了承しあうことがたいせつ。

おたがいのからだをいたわるということ


セックスにおいてお互いが妊娠を望んでいない場合、きちんと避妊をする必要がある。あるいは性感染症からお互いの身体を守るためにも、安全性を心がける必要がある。避妊をするため、性感染症を防ぐために、どういう手段があるのか。
セーフセックスを実現するための色々な手段を、ひとつずつ見てみよう。

①爪を切ろう!

誰でもできること、そう、爪を切ろう。性器はとても繊細なので、爪で切ったりすると傷ついたり、膿んだりしてしまうことがある。それによって細菌が入り込み、性感染症に感染することもあるので、まずは爪を短く切ることが大事。ちなみに、セックスファンタジーであるAVの撮影では、男優は必ず爪を短く切りそろえているそうです。そしてこのあと説明するコンドームも、すべての撮影において必ず着用しているそう。AVの中ではそういった準備のシーンは写っていないけれど、安全対策はAVの出演者も必ずやっていることです。

②コンドームの使用

まずは、コンドーム。男女間のセックスにおいて避妊をしたい場合には、ペニス用のコンドームを用いることが最も一般的かもしれない。また、男女間、あるいは男性同士でアナルセックスを行う場合でも、コンドームを使用すると性感染症を防ぐことができる。

www.sagami-gomu.co.jp

こちらは相模ゴム工業株式会社。日本でコンドームを生産・販売している会社。

…大量に入手が可能なコンドームを銃口にかぶせることでほこりや砂から銃を守っていたと言われています。


豆知識コーナーを読んでいたら、面白い豆知識見つけてしまった。戦争中に、コンドームを銃口にかぶせて埃や砂から銃を守っていた…! そんなマニアックな使い方あるんか! 笑

www.sagami-gomu.co.jp


コンドームの性質や着用方法については、HP内で詳しく説明されてます。私が書き記すよりも読んだほうが確実だと思うので、説明は省略する。

コンドームはAmazonなどのオンラインショップから簡単に購入できる。店頭の場合だと、薬局などに売っている。コンドームは薬局のマスク売り場の近くに置かれていることが多いらしい。コンドームの場所が分からないけれど、「コンドームはどこですか」と質問するのが恥ずかしくて抵抗がある場合は、代わりに「マスク売り場はどこですか」と聞くと、コンドームをすぐ見つけられる。と、Wの悲喜劇で、相模ゴム工業の担当者の方がおっしゃっていました。


ちなみにペニスに着用するタイプだけでなく、指に着用するタイプのコンドームも存在します。相手の肌や性器を傷付けるリスクが減るのと、指先を通した性感染症を予防するのにも効果があります。

インターネット上で検索をかけてみましたが、指用コンドームを販売している企業の情報などは見当たらなかった。まだ日本では、あまり有名な商品ではないのかもしれない。Amazonにはいくつか該当商品が乗っていたが、リンクを貼るとアダルト警告が出てしまうので、貼らない。興味のあるかたは調べてみてください。ちなみに、指用コンドームはfinger condomという英語に由来して、フィンドムと言うそうです。

③ピルの服用

ピルとは、ホルモンのバランスをコントロールするための薬です。主に女性が服用する薬です。これにより排卵が抑制されるため、精子が体内に入ったとしても、受精する可能性が極めて低くなります。避妊する目的で使われることが多いため、経口避妊薬という言い方もします。

少し前までは「副作用が酷い」などと言われていたらしいが、最近はピルの服用による副作用はほぼ無くなってきているらしい。もちろん、どんな薬にも必ず副作用があるので、どのような症状が起こり得るのかは、事前に確認しておいたほうがいい。

www.aska-pharma.co.jp


あすか製薬のHPです。ピルに関することが具体的に説明されています。

ピルは、女性ホルモンのバランスを安定させる薬です。
そのため、毎月の生理がやや重たい場合、生理痛の症状が酷い場合などに、女性ホルモンを安定させ、生理痛を軽減させる目的で服用することもできます。痛みがほとんどなくなり、生理期間でも快適に生活できるようになった人も、結構いるみたい。

www.buzzfeed.com

受験のストレスが大きかったのか、思春期の不安定さか、高校2年生のときに生理がなくなった。正直、はじめは気がつかなかったし、異常だとは思わなかったが、養護教諭に勧められ、婦人科に行くことになった。

ピルは「経口避妊薬」という名称を持つ。避妊という言葉は17歳の私には重かった。なぜなら、セックスが前提にあるからだ。もし避妊薬を飲んでいることが友人にバレだらどう思われるのだろう? 「私はセックスをしています」とバッジをつけているようで嫌だった。

ひとつ言えることがある。私がピルを飲み始めたのは避妊のためではなく、子宮の健康状態を保つためであり、将来的に元気な子どもを産めるようにするためだ。そして私のような人は大勢いる。これは事実だ。

このBuzzfeed記事の筆者の場合、17歳くらいの頃に自身の女性ホルモンの量が安定していなかったため、産婦人科でピルを処方してもらい、将来的に妊娠・出産が安定してできるよう、ピルを服用していたということだ。
筆者も、「ピルとは避妊のための道具である」と思っていたらしく、自分がピルを服用していることに対して恥ずかしいという感情を持っていて、長年そのことを隠し続けていたそう。

ピルを避妊のために服用する人もいれば、将来妊娠をするために服用する人、あるいは避妊や妊娠に関わらず、女性ホルモンを安定させて生理痛を軽減するために服用する人もいます。

ピルは薬局では販売していないので、産婦人科に行って、お医者さんから処方してもらう必要があります。

産婦人科は、怖くない。

産婦人科では、ピルの服用だけでなく、生理痛のこと、「性器に何か違和感を感じる」などといった症状や病気に関すること、妊娠や出産に関することなどを、相談することが出来ます。何かすこしでも心配事があれば、気軽に相談してみるといいと思います。生理痛に関しては、産婦人科に相談することで、痛みの原因が実は生理痛ではなく、別の病気や症状が影響していたことが発覚するケースもあります。また、子宮がんや子宮頸がん、乳がんの検診も産婦人科で受けられます。

産婦人科に行くのが怖い、抵抗がある、不安があるという人がいるかもしれません。私は子宮頸がんの検診のために産婦人科に一度行ったことがあるのですが、それが産婦人科に行く初めての経験で、私も少し怖かったです。産婦人科というと「出産」や「女性特有の病気」の相談を抱えた人たちがやってくる場所だと思っていたので、なんとなく、行きづらい場所だなとずっと思っていたのですが、一度行ってみると普通の病院とほとんど変わらなかったです。

また、産婦人科では、問診票を記入した後に、ひとりひとり番号を受け取ります。そして、診察の呼び出しやお会計は、個人名ではなく、すべてその番号で行われます。個人名を使わないことで、来訪者のプライバシーを守るためです。私が行った産婦人科もそのシステムを採用していました。なので、ほかの病院とほとんど何も変わりませんが、患者さんのプライバシーを守ろうとする姿勢は少し強かったです。それが私にとっては良い印象に残りました。

性犯罪について知っておくべきことと、対処方法。

性犯罪とは、人の性や、人の性に関することを踏みにじったり、笑ったり、傷付けることで、その人の身体や精神そのものを傷付ける犯罪のことです。

性犯罪の多くは、単に性的欲求が暴走した犯罪というわけではなく、立場の違いや権力の違いによるパワーバランスを乱用した犯罪であることがほとんどです。近親者による子どもへの性的虐待、上司による部下へのセクシャルハラスメント、レイプ魔による通行者へのレイプなど、性犯罪は、必ずしも性的欲求が暴走したことによる犯行ではなく、その多くがパワーバランスを乱用することによって発生する犯罪です。

性犯罪は誰もが被害に遭う危険性がある犯罪です。男性であっても、女性であっても、こどもであっても、大人であっても、関係ありません。加害者・被害者の性別も問いません。加害者が男性であることもあれば、女性であることもあります。逆に、被害者が女性であることもあれば、男性であることもあります。加害者と被害者が両方男性であることもあれば、両方女性であることもあります。

いずれにせよ、どんな性犯罪も、犯罪であることに変わりはありません。

今回の記事では、性犯罪の中でも、セクシャルハラスメント、痴漢、レイプに絞り、それぞれの定義と、性犯罪の被害に遭ったときに取る対処方法について紹介しようと思います。

セクシャルハラスメント

セクシャルハラスメントとは、ハラスメントと呼ばれる迷惑行為の中でも、特に性や身体に関する迷惑行為のことを指します。具体的には、他人を傷つけたり、不快な思いにさせるような性的な言動や行動のことを指します。場合によっては、セクシャルハラスメントがレイプだと認識されることもありますが、それぞれの事例による判断になると思います。

いわゆる「エッチ」なことを言う/することだけが、セクシャルハラスメントとは限りません。人の性自認や性的指向、性的趣向に関すること、容姿や体型、年齢に関すること、あるいは妊娠や出産・育児などのような人生設計に関すること、こういったことに関する迷惑行為は、すべてセクシャルハラスメントだと言えます。

セクシャルハラスメントに関する議論は、とても難しいものです。何がハラスメントで何がハラスメントではないのかは、一概には言えません。環境やその時の状況にも左右されます。

ただ、何か不快な思いをした、嫌な思いをした場合は、できるだけはやく、誰かに相談する必要があると思います。学校であればカウンセリングルームに相談する、職場であれば相談窓口を利用するなど、選択肢があるかと思います。

私もセクシャルハラスメントに関しては無知なので、有益な情報を持っていません。
もう少し調べてみて、もっと具体的に書けることがあるか、探してみます。もし何かご存知の方、情報をお持ちの方は、コメントで教えて頂けると嬉しいです。

痴漢

痴漢とは、公共の空間において起こる性的な嫌がらせのことを指します。バスや電車の中で身体を触られる、相手の性器を見せられる、あるいは第三者の自慰や性行為を見せられることなどが含まれます。対策としては、可能であれば周囲の人にまずは相談をすること、助けを求めること、公共交通機関の中で起こったことであれば、運転手さんや駅員さんにすぐ通報することが必要です。

こちらもセクシャルハラスメントと同様、まだ私自身分からないことが多いので、もう少し調べてみます。

レイプ

最後に、レイプに関して書きます。レイプとは、合意に基づいていないセックスを第三者から強要させられることを指します。セックスの合意に関するところでも触れましたが、たとえ夫婦であっても、恋人であっても、友人であっても、身内の人間同士であっても、知り合いであっても、知り合いでなかったとしても、お金を介したサービスであったとしても、合意に基づいていないセックスを強要した場合、それはレイプという犯罪です。

www.huffingtonpost.jp

今年の7月に性犯罪に関する刑法が改正されました。新しい刑法の名前を「強制性交等罪」と言います。

以前の刑法よりも、少し性犯罪の罰則が厳しくなっています。

例えば、これまでは、レイプの被害者として認められるのは女性だけでしたが、今回の改正により、被害者として男性も認められることになりました。また、挿入行為だけではなく、オーラルセックスもレイプとして認められることになりました。また、犯罪の被害に遭った本人が訴えなくても、犯罪の加害者を訴えられるようになりました。

ただ、今回の改正によって、すべての問題点が解決したわけではありません。
いまだに、日本においては、性犯罪は立件・起訴が通りにくい現状があります。

www.buzzfeed.com

ジャーナリストの伊藤詩織さんも、自身が被害に遭ったレイプ事件を刑事裁判で訴えましたが、不起訴となっています。いまは、民事裁判を起こし、闘っている最中です。

先ほども書きましたが、性犯罪は、犯罪です。性犯罪を犯した加害者は処罰される必要がありますし、それを推し進める社会が必要です。

最後に、レイプの被害に遭った場合に、どういう行動をとるべきかを書いておきます。

①身の回りの品をすべて取っておくこと

被害に遭った際に身に付けていた洋服や持ち物は、洗ったり捨てたりせず、そのまま保管しておきます。レイプの加害者を特定する証拠品になる可能性があるからです。もし加害者と知り合いであるなどの理由から、何かしらの接点があり、電話やSNSでやり取りをしたことがあるならば、それらもスクリーンショットやプリントアウトするなどして、手元に残しておいたほうがいいかもしれないです。

②シャワーを浴びない

体内には、精液や体液などが残っている可能性があります。気持ち悪くてすぐに洗い流したくなるかもしれませんが、シャワーは浴びないでください。体内に残っている精液や体液なども、レイプの証拠として認められる可能性があるからです。

③管轄警察署に行く

管轄警察署に行ってください。それにより、まずは自分の身体に何か怪我がないか、病気がないか、それから体内に何か証拠が残っているかどうかを、見てもらうことができるはずです。それと同時に、レイプという犯罪があったことを警察に知らせることができます。

ただ、これを書くのは簡単なのだけど、実際は敷居が高いのだと思うのだよね。そんな簡単に相談に行くなんて、できないよね。特に、事件を立件してもらいたい場合は、警察から事件のことやレイプされた時の状況を詳細に聞かれたり、質問されます。それは心的ストレスになることが多いです。そして、時には「あなたが悪かったんじゃないの」と責められる、「被害届出すとあなたの経歴に傷が付くよ」と脅されることもあるそうです。このように、第三者が、犯罪の加害者ではなく、被害者を責め立てることを、英語ではvictim blamingといいます。このような主張は、理不尽な言いがかりであることが多いです。また、レイプ被害を訴えるということによって、新たに受ける心身への被害のことを、セカンドレイプといいます。セカンドレイプをできるだけ減らしていきたいと、私は思っていますが、実際は難しいことが多いです。まだまだ課題が多いと思います。

どんな犯罪もそうですが、悪いのは被害者ではなく、加害者です。特に性犯罪の場合、被害者は自分の落ち度を探して自分を責めてしまう傾向にあるようですが、自分のことを責めないでください。あなたは悪くないです。

www.nhk.or.jp

NHKのハートネットTVという番組の公式HPでは、性暴力被害に遭ったときに相談できる相談窓口の一覧が掲載されています。警察署に行くのが怖い場合、ためらっている場合は、まずはこういった相談窓口に相談するのがいいかもしれません。


④緊急避妊薬を手に入れる

さきほど、避妊のために服用するピルのことを話しましたが、ピルには、アフターピルという緊急避妊薬も存在します。コンドームが破れたまま挿入行為を行い、避妊に失敗した可能性がある場合、あるいはレイプなどの性犯罪の被害に遭って、意図しない妊娠をした可能性がある場合などに用いるピルです。こちらのピルは、産婦人科で処方してもらえるようです。ただ、保険が適用されないので、自費で購入することになるため、少し高額になることもあるようです。たしかWの悲喜劇では、性行為後72時間以内に服用する必要があると話していたように思います。なので、緊急避妊薬を使って緊急避妊を行いたい場合は、出来るだけ早く、産婦人科を受診するようにしてください。

まとめ

いまを生きる私たちにとって、必要な性教育を余すところなく書きたくて、こういう記事をつくりました。
書きたいことは、とにかくざっと書いてみました。ところどころ、内容が不十分なところがあると思います。何か気付いたことがあれば、遠慮なく教えてください。私も調べて分かったことは、どんどん加筆していこうと思います。
この記事が、小学生や中高生、大学生などの若い人たち、あるいは何か性に対して情報不足を感じている人、何か性に関して分からないことや不安がある人の目に、少しでも止まるといいなぁと思います。

以上です!