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ふたたび、ふと

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フェミニズムは、とても難しい概念である。

たった一言の単語なのに、言葉なのに。解釈は星の数ほど存在する。

フェミニズムを大切にしたいと願う人もいれば、フェミニズムが人類を破壊すると主張する人もいる。それが現実だ。

私の興味の矛先は、間違っているのだろうか。フェミニズムなど、勉強してはいけないのだろうか。不安にならないことはない。

不安にはなるけれど、不安がったってしょうがないや、と開き直ることのほうが多いか。

そんな不安に対して「私も声をあげるよ」と言ってくれたのが、Emma Watsonだったのかなぁ、と感じる。

言いたいことがあるのに、伝わらない。伝えようと努力しても、伝わっていると思っても、伝わってないこともある。信念や感情や本能や直感という敷居の向こうにあったために、届かない言葉や思いもたくさんある。もう、しょうがないのだ。

誰かの耳をこじ開けて、伝えてやろう、と思うことに無理があるのだ。感じる人には波のように伝わるかもしれない、思い。そういうものだと思う。

HeForSheのスピーチを初めて聞いたとき、フェミニストという単語を初めて知ったのかもしれない。フェミニスト。まるで、女性を優遇する人たち、という、悪い響きを持って伝わってくる。男性はどこにいるのか、どうして女性を選ぶのか。どうして彼女たちのことを改めて主張する必要があるのか。だって、もうそんなこと言うような時代ではないでしょう?時代遅れでしょう。

 

そんな風に思っていた。

 

今聞くエマのスピーチは、まったく違う音色が聞こえてくる。

昔の自分には感知できなかった思いや熱量が伝わってくる。

そして、あえてフェミニストという言葉を選択したエマの想いが、なんだか伝わってくるような気がする。

聞くたびに、新しい味が沁みてくる。

自分のやっていることが正しいのか、間違っているのか、正直いつもわからないけれど、それでも、うれしくなる。