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「ユーリ!!! on ICE」

観る 学ぶ

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年末休みを利用して、ユーリ!!!on ICEを全て観ることができた。

先輩がこのアニメをとても高く評価していたので、必ず観ようと思っていた。

Youtubeは違法アップロードの取締りがどんどん厳しくなって、音声や映像に改変の加えられた動画ばかり。テレビ放映されたままの、そのままのユーリを、ずっと探していたところ、やっと見つけた。

Amazon Prime Videoに新たに加えられていた。

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途中で飽きるかな、と思っていたが、結果的には一気に全てのエピソードを見終えてしまった。褒めるところがたくさんある。

映像作品としての美しさ

自分がこどものころ見ていたアニメと比べると、明らかにアニメーションの画質が綺麗に、鮮明になった。テレビがアナログからデジタルに完全移行したことも影響しているのかもしれない。

そして原画・作画の品質が高い。

原画に関しては、スケートリンクの外観や内観の美術の作り込み方。ふたりのユーリが初めて出会う男子トイレのあの鮮やかなレッドの男子用便器。勇利の故郷のはせつの街並み。たまごがトゥルトゥルの美味しそうなカツ丼。どこ見てもきちんと描き込まれている。ことがわかる気がする。

音楽

トラックサウンド。無駄がなく端正。

そして、主人公の勝生勇利のフリー演技テーマ曲「Yuri on ICE」が、なんとも涼やかで。

静謐な音の調べ。エピソードを重ねるごとに音楽に深みが増してゆく。

www.youtube.comディーンフジオカさんの歌うOP曲は、なんとも高揚感に溢れている。

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個人的にはED曲が好き。エンディングロールを見ているとわかるけれど、作画/原画担当者に韓国クリエイターが多い。おそらく国内で製作しきれないことが明白だったから、海外の先鋭クリエイターとタッグを組んでいるのだとおもう。実際とても高いクオリティーを生み出しているから、彼らの活躍が輝きを見せている。

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フィギュアスケートの芸術性

当たり前のことかもしれないけれど、フィギュアスケートは美しさを競う競技種目だと改めて気が付かされた。速いこと、高いことは重要ではない。音楽に乗せていかに自分の身体を運用しながら美を表現するか。それこそが大切なことだ。

勇利がエピソードを重ねるごとに、どんどん魅力的に、変化していくのについていけなくて。気づいたらすべてのエピソードを追ってしまうのである。最初の気の弱くて涙をぽろぽろ流していた勇利はどこへ行ったのだろう...と唖然とさせられた。

ヴィクトルと勇利のあいだには、親密で信頼に溢れた人間関係が存在する。

ある人がこう言っていた。

「BLやBL仕立てのアニメの多くは、男女の恋愛や男女関係を、そのまま男性同士の関係性にあてはめて満足しているものが多い。そして、その微妙な意図に気がつかずに、受け止めているファンも多い。でもユーリは違う。これは、どこかから借りた関係性ではなく、ユーリとヴィクトルを、一人一人の人間同士の関係性として描いている」。