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フェミニストは嫌われ者?

斬る 考える

 痛快TVスカッとジャパンを観ていたら、モンスターペアレンツのエピソード(10:00~)に出遭った。

モンスターペアレンツ略してモンパレが登場する。授業参観に現れたモンパレは、自分の子どもの担任教師を執拗に採点する。身だしなみ。態度。服装。言動。時には気に障ることも主観的に採点する。

授業の途中に「あなたはこんなに点数が低いので、教育委員会に報告する」と高らかに宣言するモンパレ。涙をこらえる教師。最悪の空気。

ところが、そのタイミングでモンパレのこどもが一言放つ。

「そしたらママは-100点だね」

えっ?と戸惑うモンパレ。

「だって、僕の大好きな先生を悲しませたから。でも、ママはご飯を作ってくれるから+100点、勉強も教えてくれるから+100点。合計したらママは100点だよ。ママも、先生の悪いところじゃなくて、良いところをみようよ」

誰からともなく拍手が沸きあがり、感動しながらも恥ずかしそうに顔を歪めるモンパレ。恥ずかしそうに笑う教師。スタジオのゲストはすっきり!という表情でにこにこ。

私が気になったのは、お話の内容ではない。ひとつだけ、気になった展開があったのだ。

モンパレが教師を採点している最中、その教師が黒板の問題を解く児童を4人選ぶシーンがある。教師は男の子3人、女の子1人を選んだ。すると、それを見たモンパレが「男女比に問題あり!マイナス10点」と顔をしかめてタブレットを指先で叩くというシーン。

スタジオの芸能人たちも「なにそれー」「いちいち食って掛かるなよ」と言わんばかりの不満顔。番組構成もモンパレの問題採点の一例として紹介する流れだ。

うわぁと思った。

たぶんこれ、フェミニストに対するステレオタイプだ。

フェミニストを定義することは今の自分にはできないので、ちゃっかりWikipediaを読む。

社会における伝統的な女性概念による束縛からの解放を唱え、女権獲得・女権拡張・男女同権を目指すフェミニズムを主張する人の事。 日本語では、女性解放論者、女権拡張論者、女権論者、婦人解放論者と称されることもある。

フェミニストって誰のことなのか私にはまだわからないのだが、「なんでもかんでも男女平等で片付ける面倒くさい女」というテレビ報道は明らかに偏っている。フェミニストと一口に言ってもいろんな思想を持っている人がいて、ほんとうに多色なはずなのだ。フェミニストに対するステレオタイプを再生産するのはよくない。

 

フェミニストに対する偏見を持っているのはテレビ番組だけではない。Google検索でフェミニストと検索すると「ブス」「モテない」というワードがくっ付いてくるのはよくあることだし、YoutubeでFeminist/フェミニストと検索すると、ろくでもない動画ばかり検索に上がる。国連本部でHeForSheキャンペーンの重要性を訴えた、UN Women親善大使のエマ・ワトソンの姿はそこにはない。

フェミニストが何者なのかを、これから少しずつ調べていきたいと思う。

まとまりのない話。