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ジェンダー路線を突っ走る書籍紹介。

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読みたい本がいくつかあります。新書だったり、学術書だったり。自分の知識を増やすためでもあるし、新たな学術分野に興味を持てるようになりたいから、というのも理由のひとつ。

いまのところ関心が強いのはジェンダースタディーズ、女性学です。ジェンダーってなんなんだろうと考えるときりがないけど、だからこそ考え続けていきたいテーマだし、日本においてはこれから非常に重要になってくる研究分野だと信じています。

さて。

 

ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱

ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱

 

 ジュディス・バトラーの書いたジェンダートラブル。日本語版。

Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity (Routledge Classics)

Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity (Routledge Classics)

 

 こちらは英語版。

本屋さんで日本語版の新品を購入したところ、およそ3000円ほど。なかなか高価な本です。しかし、教授のオフィスにも置いてあったし、尊敬する先輩にも薦められた一冊なので、購入しました。

いつもどおり、目次をさらさらと読み、前置きに目を通す。

うん、難しい。予想通り難しい。記号のような言葉がたくさん登場する。今の私には、前置きの要約すら到底できない。「最初のページから本を読む必要はない」と、誰かから教わった言葉を思い出して、飛ばし飛ばし適当に出会ったページを読んでみる。

教授はperformativeという言葉をよく使う。それの意味が少しわかったような、わからないような。とにかく、中身が濃い。もっとじっくり、ぼろぼろにして読まないと理解できない。きっと、そのとき理解できたと思えたとしても、また時間を置いて読んだらそのたびに新たな発見があるのだろうと思えるような、そんな一冊。

すこしずつ読もうと。

 

ザ・フェミニズム (ちくま文庫)

ザ・フェミニズム (ちくま文庫)

 

 ちなみに、こちらの本は図書館で見かけて、借りてみて読んだ本。第一印象は「元気のいいおばちゃんたちの喧嘩」。ちょっと心が折れるくらい、上野さんも小倉さんも喧嘩腰で対談している。

意味わからへんねんけど。なにいってはりますの?そこんとこの立場は同じですやん。私たち、めずらしく意見が一致してますやん。え、そこんとこ、まだそんなこと考えてますの?私はもうそんなん通り越しましたわ。

そんなかんじの一冊。笑

実は、上野千鶴子さんという方のことをこれまでまったく知らなかった。今でもよく知らないんだけど、昔は名前すら聞いたことなかった。ジェンダーの教授のオフィスに遊びに行ったら、現代思想のバックナンバーが本棚にさりげなく置いてあって、そこに上野千鶴子さんとジェンダートラブルを翻訳された竹村和子さんの対談が収録されていた。その当時は、もちろんジェンダースタディーにおけるジュディス・バトラーの存在や影響力すら知らなかったころ。

そうなのか。こんな本を著した研究者がいて、それを日本語に翻訳された竹村和子さんという方がいて、さらにその方と日本のジェンダー研究をされている上野千鶴子さんという方がお話をしているのかぁ、というかんじ。とりあえず教授の許可を得てお借りして、部屋に持って帰って読んでみたけど、もうこれは!まるでちんぷんかんぷんだったのだ。何か話しているらしいんだけれど、文章を目で追っても追っても、一向に内容が頭に入らないどころか、通り過ぎていく感覚すらある。そして眠くなってくる。言葉としての日本語は理解できるのに、何を言っているのかはさっぱりわからない。これは英語を読んでいるときにもたまに起こる現象だけど、母語である日本語でも同じことが起きたのだった。

現代思想の話を出したので、そういえばこれも読んだことある、という一冊を。

 

現代思想 2015年10月号 特集=LGBT 日本と世界のリアル

現代思想 2015年10月号 特集=LGBT 日本と世界のリアル

 

 去年の10月に出版された現代思想LGBT特集。これ、なかなか面白い。しかし、読み応えがあるし、難しいところもたくさんあった。

牧村朝子さんの「拝啓、LGBTという概念さま」(うろ覚えですが)という章が凄く読みやすかったのを覚えている。砂川秀樹さん、東小雪さんなど、有名なLGBTアクティビストの章がたくさん盛り込まれている。

もう少しジェンダーの勉強が進んだら、こちらも図書館から借りるのではなくて、自分で本屋さんで購入したいと思っている一冊。鉛筆で線を引きながら読みたい。

いまのところジェンダー路線を突っ走っています。明日も、読みたい本について書こうかな。