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6/24 TED

学ぶ

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政府は教育改革が出来るのか?答えはイエス。しかも、時間をかけずに教育改革は実現できる。

私たちに必要なことは、きわめてシンプルだ。

  1. Goal ②Issue ③Solutionこれらをはっきりと明確にすること。
  1. Goal:まずは目標を決める。スピーカーは同僚と話し合いを重ねた結果、ひとつの目標に辿り着いた。2020年までに、Haryana州の80%の子どもたちがgrade level(最低限の読み書きができるレベル)に到達できるようにする、という目標である。
  2. Issue:スピーカーは、Haryanaという州の話を提示した。Haryanaには15000校の公立学校が存在する。公立学校では給食や教科書が無料で配布されるにも関わらず、学校を中退する子どもや、自己負担を増やしてでも私立学校に通わせようとする親が多いのだ。その理由は、先生がsupervisor監督者としての役割を担わされているからである。給食の配膳、トイレの衛生管理、奨学金の振り込み。このような、学校運営の仕事を先生たちが任されているために、こどもたちと教室で行う教育活動そのものに、力を注ぐことができていないのである。その結果、Haryana州の公立学校の教育の質が低下してしまっている。これが、Haryana州全体が抱える問題であった。
  3. Solution: 解決策

スピーカーが心掛けたことは、予算範囲と限られたリソースの中で解決策を見つけるということだった。その結果、浮かんだ解決策は2つあった。

1 学習においてアクティビティを導入するために、アクティビティに必要な道具に関する手引きを教科書に載せる。その必要な道具は、身の回りにあるものでお金のかからないものにする。

2 先生たちにスマートフォンのアプリWhat’s appを連絡手段として活用してもらう。予算が限られているため、各学校にパソコンなどのテクノロジーを導入することは現実的に無理であった。その代り、先生が持っている携帯電話のアプリケーションを活用することで、教育活動に関して分からないこと、相談したいことをすぐに他の人と相談できるようなネットワークを形成したのである。

これらの活動により、Haryana州はわずか3年でこどもたちの教育水準を向上させることに成功した。政府が教育改革を行うというと、長期的な計画が必要であると思われることが多い。しかし、短期的な計画であっても、Goal, Issue, Solutionをはっきりと見極め、人々にとって何が必要なのかをきちんと理解することができれば、短期間でも教育改革を実行することはできる。