考える

がま口を開ける

友人と議論するときは、専門用語を積極的に使う。お互いの関心分野が近い場合は、ほぼ専門用語だったり、込み入った概念を会話に織り込む。他者を排除してしまう側面はあるけれど、専門用語は意味や指し示すものが限定されているぶん、誤解を生むことが比較…

善意と知識

はっと洗われるような表現に出会った。 「善意と知識は違う」 たまに感じること。 LGBTについて語るときは、いいね!多様性!と反応する人が、フェミニズムについて語ると顔を曇らせる、あるいは沈黙を押し通すということがよくあって。 私からすればどちら…

特権と人種とジェンダーと。

「特権を獲得している人は、往々にしてその事実に無自覚である。」 その具体例を紹介するときに、よくジェンダーと人種を同程度のファクターとして引き合いに出すんだけど、本当にこれらを対等な引き合いとして説明していいのだろうか、という疑問がいつも浮…

男がつらいよ

”「男には弱さをシェアする場、語り合う場がないんです」” おととし、県内の高校生と学習合宿をする機会があり、メンターとして参加した。学習プログラムに加えて、娯楽やイベントも沢山あった。 最終日に、4つのチームごとに分かれてパフォーマンスを披露し…

「男女共同参画社会」の罠

政治的に正しい言い方、「男女共同参画社会」。小学生のときにこの言葉を授業で習って、「なんでこんな小難しい言い方するんだろう、覚えにくい、苦しめるつもりか」と思ってた。最近読んだ本の中で、男女平等という言葉をどうしても使いたくない官僚の方々…

【講演会】クェート留学とイスラム教徒の女性たち

クェート政府奨学生として、クェートの語学学校に1年間留学されていたMさんのお話を聞いてきた。 「いま、アラブとかイスラムとか聞くと、危険な地域だと想像する人も多い。でも、少なくともクェートは治安が安定しているし、その国ならではの魅力もたくさん…

LGBTと専門用語の壁

LGBTについて話をしていると、いろいろな偏見や憎悪とぶつかったり、とてつもない困難を感じたりすることが多い。なんでやろう。 話したいことは山ほどあるのに、どうしてもカタカナや専門用語を使うと相手も自分も混乱してしまう。 例文 「ホモって女装好き…

妥協しないということ。

お金を支援していただいて、あるプログラムに参加することになった。 およそ10日間。長いのか、短いのか。おそらく、あまりにも短い。 プログラムに合格したときは、きちんと準備をして、実りのある機会にしようと思っていたのに、結局たいして勉強も準備も…

140字の修辞学(借り物)

Twitterをやってない。でも、人のTwitterを読むのは大変楽しい。 140字の修辞学という言葉を使ったのは内田樹。脳裏に焼き付いてしまったのだ。切れのあるいい単語だ。 Twitterを見ていると、まるで俳句だと思う。 誰でも好きに投稿できる 字数制限がある 言…

前菜 ~A very short introductionは難解~

Oxfordが出版しているA very short introducionというシリーズがあります。大量にシリーズが出ていて、おそらくアメリカやイギリスではすごく有名な入門書なのではないかと予想します。 カラフル。並べるだけでなんかわくわくしてくる。 (写真引用元:a ver…